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『DIA 2022』作品応募のご案内

外部イベント
  

広報事業:担当理事 芝 操枝

 

中国を代表する美術系教育研究大学の一つである、中国美術学院(China Academy of Art)主催の国際的なデザイン賞「DIA 2022」の作品応募を2022年7月8日まで受け付けています。

 

「DIA(DESIGN INTELLIGENCE AWARD)」は、2015年にスタートしたデザイン賞で、この6年間の間に61カ国・地域から35,000件を越える応募があり、中国を代表する国際的なデザイン賞の一つになっています。日本の企業やデザイナーからも応募があり、「DIA 2021」では、オムロンヘルスケア株式会社の<喘鳴センサ HWZ-1000T>とコクヨ株式会社の<ストックスタック>がブロンズ賞を受賞、「DIA 2020」ではソニー・インタラクティブエンタテインメントの<工作生物・ゲズンロイド>が、最高賞である金賞を受賞しています。

 

DIAには産業とコンセプトの2部門があり、各部門は「文化創造」「スマートライフ」「産業設備」「デジタルエコノミー」の4つの領域に分かれ、モノだけではなく、サービスやビジネスソリューション、ソーシャルイノベーションなど幅広いデザイン領域が対象となります。また、2022年のテーマは「デザイン協同」で、WITHコロナの時代において、デザインを通じて障壁が取り除かれ、調和という新たな関係が築かれることが期待されています。

 

各部門の特別賞には賞金が付与され、製品部門の金賞受賞者には100万元(日本円約1,900万円)が与えられます。なお、DIAでは製造業と受賞者のマッチングを支援するプログラムも用意しています。

 

参加費は両部門とも無料で、公式サイトにて応募受付中。審査は、一次審査と最終審査に分かれており、日本からの応募対象の一次審査は応募時に提出された情報をもとに7月上旬にオンラインで開催される予定です。9月中旬に中国美術学院で開催される最終審査は、現品あるいは説明ビデオをもとに審査が行われます。審査会終了後には、授賞式と、さらに美術学院「デザインミュージアム」で授賞作品展示会が開催される予定です。

 

■DIA公式サイト:en.di-award.org
■応募問い合わせ:service@di-award.org
■日本連絡先(一般社団法人国際デザイン研究フォーラム):
info@design-forum.net