JIDAの活動について
JIDAの活動は、センター活動とエリア活動の大きく2つに分けることができます。
センター活動は、協会運営の基本的なマネージメント活動です。協会全体の調査・研究活動、ミュージアム活動。13名の理事により基本方針の決定や運営を行っています。
エリア活動は、地域デザイン活性化を目指し、3つのエリア、5つのブロックを有し、それぞれが地域に根差した特色がある活動を展開。多くの会員が活動に直接参加できる拠点ともなっています。
センター活動 、 ブロック活動
選挙で選ばれた15名の理事で構成された理事会では 、協会全体に関わる総務 、財務 、情報など基本方針や運営 、また対外的な渉外活動をするために委員会を設けて 、センター活動を行っています。一方 、日本全国を5つに分けたブロックでも 、地域に密着した特色のある活動を行うための委員会や研究会があり 、これらの活発なブロック活動は多くの会員の参加と協力によって展開されています。
センター委員会
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デザインミュージアム委員会
貴重なデザイン資産を次世代に継承する
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スタンダード委員会
研究活動をベースにした、デザイナーの実践に役立つ情報とツールの提供
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職能委員会
創作および創作の保護と事業環境の整備
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教育委員会
デザイン学生の学修を支援し、教育とデザイン現場を結ぶ活動
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インハウス委員会
社会視点からの異業種機会提供
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渉外委員会
国際交流と日本のデザイン力の発信
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ビジョン委員会
インダストリアルデザインのプロフェッショナリズムを考える
センター委員会の中には 、協会を逆営するための組織や国内外の他の組織団体などとの橋渡し的な委員会の他に 、様々な研究や事業を実施する組織があります。 その活動はブロックの委員会とは違い 、より広く全国の会員が共有できる 、協会全体を中心とした活動テーマが行徴です。
JIDAと社会の関わりを考える活動
中期的視点でJIDAの活動目標を設定し 、その目標を迂成するための具体的アプローチとしてロードマップの作成を行っています。会員 、賛助会員にアンケートを行い 、 そこで望まれているJIDAのあるべき姿 、ありたい姿を確認し 、その上で21世紀にふさわしいJIDAを作り上げていこうという活動です。本委員会から提案されるロードマップを基本に会員が 、またこれから会員になろうとする孚生も交えながら 、 顔を合わせその思いを確認し合う 、全国大会を開催して行きます。
生産に対しての情報の標準化を図る活動
デザイナーに必要な専門知識をJIDA会貝に常に発信していく目的で設立されました 。特に外装に関わる新素材や祈表面処理技術など 、個人には入手しにくい仕事に直接役立つ情報を 、タイムリーに解りやすい形で提供し続けています。素材や技術などの 、開発メーカーの勉強会形式のセミナーの開催 、蓄積された専門情報やデータ 、現物サンプルなどのライブラリーの設置構想があり 、活動の中で生まれたのが 、オリジナルサンプル帳「JIDA STANDARDSAMPLESJです。
IDデザイナーの資格認定制度に関する活動
インダストリアルデザイナーの資格制度の実施を目指して 、調査・研究・試案の作成・意見交換一情報共有・具体的な施行方法を検討するための委員会です。これは 、 知識や技術 、 能力が一定レベルを越えていることを認定するもので 、 国家資格のように職業的地位を保障するものではありません 。デザイナーとしての職能が明確になることで社会的認知度を向上させることが狙いで 、制度検討と資格ランクの審査試案を作成しました 。 経済産業省の管轄する」JIDAが実施し認定する公的貫格にあたります。
IDデザイナーの職業的能力と技能の情報収集に関する活動
インダストリアルデザイナーの職能団体の中核を成す委員会として 、インダストリアルデザイナーが今日的に要求される職業的能力 、技能について情報収集と研究をしています 。 そして 、創作された成果物の権利 、すなわち知的財産権についてデザイナーの立場から研究 、調査し 、行政や社会に向けて発信 、発言する委員会です。ここではインダストリアルデザイナーとデザイン業が直面する課題 、問題について討議が行なわれ 、会員向けに知的財産権に関する無料相談 、職能に関わるセミナーを企画し開催しています。さらに 、研究成果である契約や報酬に関するガイドラインの作成事業も行っています。
デザインの優れた製品の収集保管や展示に関する活動
侵れたデザインの製品の永続的な保管と常設展示の必要性から生まれた委員会です。主な活動は 、全国3ヶ所の展示場(JIDAデザインミュージアム1号館/信州新町・長野、JIDAデザインミュージアムinAXIS・東京、JIDA デザインミュージアム・ストックヤード i n 豊能町・大阪 〉の企画・展示・運宮や「JIDAデザインミュージアム・セレクション」事業、また、約1000点の収蔵コレクションの貸出などの活用事業などです。なお、これらの活動は、「デ ザインミュージアム支腹会 ( 個人や企業からの支援 ) 』 と財団からの支援金により支えられています。
JIDA渉外委員会 担当理事 田中一雄
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JIDAがメンバーとなっているIcsidの設立記念日として、WIDD(世界インダストリアルデザインディ)が6月29日に制定されております。それに関連し、毎年その前後に様々なイベントが世界各地で開催されています。JIDAでも、過去に何度かシンポジュウムなどのイベントを行ってきました。今年は、デザインハブで日本のIcsidメンバーが集まりワークショップが開催れ、Icsidの価値、デザインの国際化、情報の交流など活発な議論が交わされました。 そのレポートがまとまりましたので、報告致します。 なお、会議のレポートはJPDのデザインニュースでも報告されています。 _
JIDA東日本ブロック
Design&trade震災復興活動 委員長 佐野 正
活動メンバー一同
昨年度は、Design&tradeの活動にとても多くのご協力をいただきまして、ありがとうございました。
皆さんのお陰で様々な被災地に直接訪れて支援することができ、また一緒に活動させて頂くと共に、募金や物資の応援をいただきまして大変感謝申し上げます。
支援活動は一年間ながら、何年も継続しているような密度の濃さも感じましたし、メンバー自身が学ぶことが多かったというのが実感です。
震災のニュースや情報も徐々に少なくなっていますが、まだまだ課題は多く山積みされたままでデザイナーが出来る支援と、出来ない支援もハッキリと見えて来ています。
ご報告として、一年間の活動レポートをファイルにまとめましたのでお送りいたします。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。
*下記URLからご参照ください。
http://www.jida.or.jp/pdf/designtrade-120501.pdf
今年度も引き続き、Design&trade震災復興活動として、被災地の「人と生活」視点をおくコンセプトで継続させていただく所存です。
昨年の初期活動とは、支援内容など変わる予定で考えていますが、今後も現地の状況にあわせて柔軟に進めてゆきたいです。
また、訪問した場所との繋がりが出来たり、色々なスキームも確立してきましたので、支援から広がる効果もいろいろ期待できそうです。
JIDA関連の皆さんの中で、もっと積極的に支援活動的に参加したい!
スポット的にでも一緒に現地訪問したい!
という方は、メール等でご連絡いただけますでしょうか。
感謝のお礼と共に、今後もご参加・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
JIDA JUNIORは今期、20名ほどで活動しています。JJでは毎年行われている企画展を今年も開催させていただきました。。
概要
11月3日18:30~20:30
オープニングパーティー
4日11:00~18:00
5日11:00~18:00
6日11:00~17:00
会場:六本木AXIS 4F JIDAギャラリー
入場無料
企画展名は「ウラギリ展」です。これはメンバーで話し合い、プロダクトの概念や機能、見た目等、どこかを裏切る(変化させる)プロダクトの展示会をしようという事で決まりました。メンバーそれぞれ学業の合間を縫って活動に取り組みました。参加大学は、東京工芸大学,千葉工業大学,共立女子大学,法政大学,東京造形大学のJIDA JUNIOR所属の有志メンバー14名です。
デザインマーケット委員会
堀越 敏晴
ギフトショー出展は5回目。JIDAデザインマーケット委員会、出展メンバーによる自前、手作りの展示も回を追うごとに洗練されてきています。ギフトという枠の中で、それぞれ個性あふれる展示品が揃いました。同じ商品を継続して出展することで成果を上げた方、新規出展で反応を確かめた方、パネルに表れるデザイナー個々のアプローチも見所だったと思います。
◆イベント名:第72回 東京インターナショナルギフトショー内
「第57回アクティブデザイン&クラフトフェア」
◆会 場:東京ビックサイト西ホール4F 西4551-52
◆会 期:2011年9月6日(火)~9日(金)
◆出展メンバー:加藤雅之、木下陽介、後藤規文、坂本敏昭、佐野 正、
清水 学、長谷川慶、堀内智樹、堀越敏晴 (五十音順)