没後31年・ インダストリアルデザイナー 小杉二郎の仕事



没後31年・ インダストリアルデザイナー 小杉二郎の仕事
大手メーカーから地場産業まで
日本の工業デザインを牽引したデザイナーの素顔



■セミナー内容

小杉二郎は日本のインダストリアルデザイナー第一世代を代表する人物です。「マツダ」の三輪トラック「T2000」や360cc軽自動車「R360クーペ」「キャロル」をはじめ、「ジャノメミシン3 2 0 型 」などで知られ 、デザインの現場から後進の指導まで幅広く活躍し 、その後の工業デザインの発展に貢献しました。また昭和27年に新潟県三条市に招聘され、昭和 56年にこの世を去るまでの約30年間は、産地のデザイン指導にも注力してきました。その熱意と活動が地場産業、産地製品のデザイン導入の礎を築くことになります。

本セミナーでは、彼と共に仕事をした「マツダ」の元クレイモデラー:石井誠氏と、三条市の工具メーカー「マルト長谷川工作所」長谷川晴生氏を迎え、その仕事ぶりや人となりを伺います。今も当時のデザインが生かされているネイルニッパー、ミシンや補聴器を はじめ、「マツダ」の自動車スケールモデルなどを交えて、1950年代から60年代の日本の インダストリアルデザイン草創期の秘話が披露される貴重な機会です。

小杉二郎(1915~1981) 大正4年東京生まれ。
東京美術学校(現東京芸大)卒。
戦後フリーのデザイナーとなり、昭和28年毎日 工業デザイン賞特選1席。
トラック、スクーター、乗用車などのデザインを手がけ、東洋工業(現マツ ダ)のR360クーペのデザインで知られる。

■カリキュラム
Part 1
広島・マツダでの仕事 デザインの哲学、感性、現場 石井誠
Part 2
新潟・三条市での仕事 機構、試作、交流 長谷川晴生
Part 3
小杉二郎の人となり

■講師
□石井誠(株式会社GKデザイン総研広島技術顧問)
1938年広島県生まれ。1953年広島県立竹原職業訓練所入所、1954年神田造船株式会社入社。 1958年より東洋エ業株式会社(現マツダ)にて、デザイン図面およびデザインモデルの製作に携わ る。並行して線図およびモデル製作の技術・材料・設備を開発。1998年マツダを退職。2003年広島 県技能者表彰、2005年厚生労働大臣「現代の名工」(卓越技能者表彰)、2007年クレイモデラーとして初めて黄綬褒章受章。著書「人の想いをかたちに―カーデザインをささえた半生記」。
□長谷川晴生(三条鍛冶道場館長)
1939年生まれ。明治大学卒、株式会社マルト長谷川工作所入社。平成3年常務取締役を経て、平成7 年5月同社専務取締役、平成19年相談役。平成22年同社を退職、三条工業会副理事長3期(9年)、三 条デザイン研究会会長、日本産業デザイン振興会Gマーク検討委員歴任。

■開催概要
名 称:没後31年・インダストリアルデザイナー小杉二郎の仕事
日 時:2012年12月1日(土) 13:00~15:00
会 場:リビングデザインセンターOZONE(8F セミナールーム)
参加費: 一般:2,500円  JIDA会員:2,000円
CLUB OZONE[プロ・ユース・法人]会員:2,000円  学生:1,000円
定 員:40名 ※定員40名になりましたら締め切らせていただきます。
主 催:公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会
協 力:リビングデザインセンターOZONE

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