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2011秋ギフトショー報告

デザインマーケット委員会 堀越 敏晴

 

ギフトショー出展は5回目。JIDAデザインマーケット委員会、出展メンバーによる自前、手作りの展示も回を追うごとに洗練されてきています。ギフトという枠の中で、それぞれ個性あふれる展示品が揃いました。同じ商品を継続して出展することで成果を上げた方、新規出展で反応を確かめた方、パネルに表れるデザイナー個々のアプローチも見所だったと思います。

4日間の来場者約20万人(主催者発表)といわれる大展示会です。このショーにのぞむJIDAのデザイナー、目的は大きく2つ。自身のオリジナル、セルフプロダクツ商品を世に問う、企業と組んで商品をデザインし、発表と販売をする、いわばテストセール。そして、もう一つ期待できるのはデザイナーとして、デザインオフィスとしてのPR、デザインの受注活動です。デザイナーの展示会出展はまさに一石二鳥の効果が期待できるわけです。ですから、自身の展示品の前に立ち、会場を往来するバイヤー、ショップのオーナー、企業関係者、雑誌記者などさまざまな人々との会話を通して得られる、商品に対する生の反響はかけがえのないものと言えるでしょう。さらに、展示台に置いた「名刺受け」の中にどんな人の名刺が入っているか、仕掛けた網を手繰る漁師にも似た楽しみもおまけについてくるわけです。どうやら僕は毎回出展、JIDAギフトショー皆勤賞らしいのですが、こうした楽しみを見出してしまったが故に抜けられなくなってしまったようです。

19世紀末、ヨーロッパ各国の産業革命の結果、多量に生み出される物品の販路開拓のために博覧会が盛んになったように、情報革命が成された現代、既存の流通が力を失う中で、新たな顧客、販路を求めて展示会、見本市が頻繁に開催されるのは当然の成り行きと言えるでしょう。情報化の今、ウェブ上のバーチャルと、こうした展示会、リアルの組み合せでモノを売る時代になったと理解しています。今後、モノ作り系デザイナーには、販売場面も視野に入れたデザインがますます求められていくと考えられ、ギフトショーはそうした経験を積む実地の場と言え、デザイナーにとってますますその重要性がたかまっていくと感じています。

◆イベント名:第72回 東京インターナショナルギフトショー内
        「第57回アクティブデザイン&クラフトフェア」

◆会 場:東京ビックサイト西ホール4F 西4551-52

◆会 期:2011年9月6日(火)~9日(金)

◆出展メンバー:加藤雅之、木下陽介、後藤規文、坂本敏昭、佐野 正、
           清水 学、長谷川慶、堀内智樹、堀越敏晴 (五十音順)

◆堀内智樹氏による出展者レポート「第72回東京インターナショナルギフトショー2011秋出展を終えて」はこちら

◆JIDAサイト内特設ページ
→ http://www.jida.or.jp/site/special/gift-show2011_autumn.html

更新日:2011.12.22 (木) 11:14 - (JST)]

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