JIDAデザインミュージアムセレクションVol.2 セレクション商品
ジェットターンSC-JT80/ 排気循環形掃除機
企業名/出展協力/寄贈 デザイナー名
三洋電機株式会社
ホーム・アプライアンス カンパニー
同社デザインセンター 家電デザイン部
回転機デザイン課
木元 文三・水野 嘉郎

排気カット−きれいに掃除をすることが目的の電気掃除機が抱えていた大きな課題だった。その排気をパワーに変えることで、クリーンさを実現し、消費電力を大きく低減したこのジェットターン方式は素晴らしい。部屋の掃除をしているはずなのに、塵をまき散らしていた今までの掃除機とは大きく異なり、これからの電気掃除機の方向性を作りあげた。この新機構を本体とパイプにまとめ、操作性の向上を図ったことは注目に値する。これからの高齢化社会の中で、寝たままの人のそばで掃除ができる事の意味は大きく、これからの生活に適した製品といえる。排気カット−この考えは以前から電気掃除機のテーマだった。その一つの解決が、屋外に大きな本体を置き各部屋に設置した接続口に吸い込みパイプをつなぎ使用するセンター方式の大掛かりなもので、システムとして建物に設置するものだった。それがこのジェットターンは独立した電気掃除機だけで実現してしまったわけだ。今、他の分野でもセンターに端末を接続するシステムから、端末がインテリジェントを持って独立して機能するものへの変化が起きている。その意味からこの製品をみても面白い存在で新しい時代のモノだといえる。(解説/染谷 昇)

1999年発売

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